保育士試験対策
保育士試験合格体験記(8)たーちゃん:実技試験の緊張を意識的にカバーする練習が重要!
こんにちは。東大卒イクメンパパです。
イクメンです。イケメンではありません。
保育士試験合格を目指すフローレンスの社内部活動「サクラ咲く部」のOB・OGに、勉強のコツや苦労したことを聞く合格体験記。
前回の合格体験記はこちらから。
保育士試験合格体験記(7)あいさん。一度「時効」になっても再挑戦、足かけ5年のチャレンジで合格!
第8回の今回は、栄養士として保育園の献立作りを担当している、たーちゃんの合格体験記です!
人物紹介:たーちゃん
2012年から保育士試験を受験し始め、2014年に筆記全科目合格したものの実技で不合格に。
しかし翌年、保育園で働いた必要業務経験によって、筆記科目をカバーすることができ、再度実技試験にチャレンジ、見事合格。
普段は栄養士としておうち保育園の給食献立作成などを担当。旅行と野球が好き。
いつ保育士試験を受けましたか?
2012・2013・2014・2015年(2015年は実技のみ)
どんな風に勉強しましたか?
問題の傾向は似ているので、過去問および想定問答集を沢山解きました。
答え合わせをする際には、それに関連する事項を参考書を用いて、調べ、ノートにワードを枝分かれ式に書いて覚えました。ただの暗記でなく、自身で背景等理解した上で今後に身につく勉強をしたいと思って臨んでいました。
特に難しかった科目はどれですか?
社会的養護
どのようにその難しさを乗り越えましたか?
過去問および想定問答集を沢山解き、問題パターンを掴むようにしました。反復で覚える作戦のみでした。
実技試験では何を選びましたか?
1回目:言語・造形 2回目:言語・音楽
どのように実技試験の対策を行いましたか?
緊張しやすい性格なため、消去法で造形を選択しましたが、見事に不合格でした。翌年、学生時代コーラスをしていたこともあり、造形よりは音楽のほうが、伴奏の練習をすれば合格に近いのではないかと思い、思い切って音楽に変更しました。
<音楽>
ピアノの先生をしている友人のアドバイスをもらって練習しました。
左手・右手・両手というように完璧にしていき、その後に歌もあわせるようにしました。途中でピアノを間違っても歌い続けることが重要と聞いていたので、練習でもピアノを誤った際に歌い続けるようにしました。
体が覚えるほど練習をすれば、緊張する本番でも体が勝手に動くと信じていたので、最低週に2回30分ずつと決め、これを1ヶ月半続けました。
本番のピアノは電子ピアノでなく、アップライトピアノだったので、音楽スタジオを借りて対策をしました。鍵盤の感触や椅子の座り心地が全然異なるので、本番前に必ず行ったほうが良いです。
当日は待ち時間で指が動かなくならないよう、鍵盤を原寸サイズで印刷し、シミュレーションを行いました。
<言語>
時間内に収めることが合格するためには非常に重要と聞いていたので、常に時間を計測し、練習を行いました。
緊張し早くなってしまいがちな本番でも、ひとつひとつの文の合間が一定になるよう、頭のなかで「1・2」というように数を数えて、ゆとりを取るようにしました。
素話は、子どもの想像を膨らませるために、話し手が演技をしすぎてはいけないと聞いていたので、子どもが想像できるよう心がけ話すようにしました。
<その他>
練習の際は、業務で保育の現場に入ることが多々あったため、いつも接している子どもたちの顔を思い浮かべながら行うよう心がけました。
1回目の実技試験で、入室時に受験番号と名前を名乗るのが意外に緊張することがわかったので、練習の際は入室→受験番号・名前を名乗る→実技の流れを行うようにしました。
そのほか、これから受ける人にアドバイスは?
音楽では、今までにミスしたことがない箇所でピアノを誤り、頭が一瞬真っ白になりかけましたが、練習において誤っても歌うことに徹していたので、何とか合格することが出来ました。
本番では緊張してしまい、表情が強張ってしまいがちです。身近な子どもでも良いので、思い浮かべながら実技をすることで、自然と表情も明るくなり、緊張感もとけるかと思います。私は当日子どもたちの笑顔を思い浮かべたことで、うまくいきました。
あなたから見た保育士の「ここがスゴいい」ポイントは?
受験をしたことで、保育のさまざまな分野の知識を点と点でなく、線としてつなげ、子どもたちにアプローチしている保育士のスキルの高さを改めて感じました。
今までは栄養士の観点として、保育を考えていましたが、保育士試験を通して、保育士の観点で保育を考えることが出来たのは、私にとって保育の奥深さの発見につながり、視野が広がって、保育人生において大きな分岐点となりました。
つぶやき
たーちゃんも言っていますが、実技の音楽は、とにかく「間違っても止まらず歌い続ける」ことが大事。普段の練習から、間違っても止まらないということを意識的にやっておくことが必要です。
「自分は緊張しがちだ・・・」という方ほど、「完璧」を狙わず、「間違ってもそのまま突っ走る」というイメージを持つようにしましょう。
こちらもぜひ参考に。
【保育士試験実技試験:音楽】ひとりで練習するときに、これだけは気をつけたいこと
読んでいただいた方へ
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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興味があれば、こちらもぜひご覧くださいませ!
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著者プロフィール
- 東大卒イクメンパパ
- フローレンスで働く東大卒のパパ社員です。3歳の娘、0歳の息子に奥さんともども毎日楽しく振り回されています。いろいろありまして、保育士試験を受験することになりました。東大受験のあらゆるノウハウを駆使して(?)試験合格を目指しつつ、ポイントをブログにまとめて、同じように保育士試験を受験する方を応援していきます!働きながら、育児しながら試験勉強がんばります!