
保育お仕事大百科
『プレイリーダー』のお仕事とは?【保育お仕事大百科】
~全14職種を徹底解説!保育お仕事大百科~
子どもの数だけ、保育者の数だけ、「保育」のカタチがあります。大変だけど、体力勝負だけど、それでもやっぱり楽しい!そんな「保育」のお仕事。スゴいい保育編集部厳選の14職種をご紹介します。
今回は「プレイリーダー」のお仕事です。
子どもと関わるお仕事は、保育園のように子どもをお預かりするものだけではありません。お子さん・保護者が楽しく過ごせるように、遊び場を提供するお仕事があります。そんなプレイリーダーとはどのようなお仕事でしょう?
プレイリーダーはこんなお仕事
「楽しい」を考えて、みんなが集う場所を創り出します。
遊び場となる施設や公園で、子どもたちが楽しく過ごせるように関わります。関心や興味を引き出すため環境を整えて、安全に遊べるよう配慮します。地域に根ざした取り組みも多いので、さまざまな子どもたちや保護者と関わることもあります。また、利用している人やスタッフから意見を吸い上げ、親子交流・地域交流イベントの企画や運営も行います。
プレイリーダーのやりがい
子どもたちはもちろん、保護者や地域の「思い出」の場所を。
子どもたちにとっての思い出を、一緒につくることができます。保育以外でのノウハウや経験を学ぶこともできます。最近では、地域とのつながりを重視するところも多く、いろいろな人とのコミュニティを作っていけることも楽しさのひとつです。利用する親子や近隣に住む住民からの声でイベントを企画して、たくさんの人に喜んでもらえるお仕事です。
一日のスケジュールはこんな感じ
現場で親子と関わりながら、企画を考える事務作業の時間も。
- 8:00 出勤
オープン前に清掃・準備をします - 9:00 オープン
笑顔でお出迎えをして、見守りをします - 10:00 事務作業
イベントを企画して資料を作成します - 12:00 休憩
同僚たちと昼食をとることもあります - 13:00 遊び場管理
破損した遊具がないか等を確認します - 14:00 交流
お子さんや保護者とコミュニケーションをとります - 17:00 振り返り・退勤
スタッフ同士で簡単な振り返りをします
こんなお仕事は似てるかも
本部スタッフ:
お子さんに関わる機会はプレイリーダーの方が多いかもしれませんが、企画から考えて運営していく点では本部スタッフの業務と似ています。
テーマパークの職員:
公園や地域の施設に所属すること以外にも、テーマパーク・アミューズメントパークなどに就職して子どもと関わることもできます。
プレイリーダーのお仕事に就くには?
必須資格はなし!保育業界以外から目指す人も多数。
必須資格や経験などは特に定めのない企業や法人が多いです。保育経験や保育士資格が優遇されるところもあります。
就職する際には、応募したい職種や会社のHP上の採用情報からエントリーします。あるいは大手求人サイトに登録して随時エントリーします。希望の条件を入力・登録しておけば、ダイレクトメールや一斉メールで新規募集求人を紹介してもらえます。テーマパークの勤務の場合、実習なども選考の中に含まれる場合もあります。
こんな人たちが働いています
実際に「プレイリーダー」のお仕事をしている人たちの、インタビュー記事はこちら
小さな解を地域に蓄え、その力で社会を変えていく
認定NPO法人フローレンス コミュニティ創出事業部
齋藤雄介
「自分の責任で自由に遊ぶ」がモットー
NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク
村上ゆか
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「プレイリーダー」のほかにも、さまざまなお仕事があります。14の質問にこたえて、あなたに合ったお仕事を見つけてみましょう。
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著者プロフィール

- スゴいい保育編集部
- 「スゴいい保育」を通じて保育という仕事の素晴らしさを伝えていくことにチャレンジするチーム。日本中の色んな「スゴい!」「いい!」保育を日々探し、みなさんに紹介します。