【教育原理】筆記試験の鬼門、教育原理ってどんな科目?

【教育原理】筆記試験の鬼門、教育原理ってどんな科目?

こんにちは。東大卒イクメンパパです。
イクメンです。イケメンではありません。

今回は筆記試験の科目、教育原理についてです。

何人かの保育士試験経験者が「教育原理は難しいよ……」と言うので若干ビビっていますが、まずは教育原理がどんな科目か見てみましょう。

「教育」と「養護」が「保育」の中身

まずは保育原理のときと同様、保育における「教育」とはどういったものなのか、考えてみましょう。

保育原理の勉強をした方は記憶にあると思いますが、国が保育のあり方を定めた「保育所保育指針」のなかで、保育と教育の関係については、わりとはっきり書かれています。

スライドのとおり、保育とは「養護と教育を一体的に行う」こと。

そしてさらに、「教育」については、「子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助」であるとされています。
養護が、子どもを安全・安心に保護することであるのに対して、教育は、「より豊か」ですから、最低限の安全からプラスアルファで子どもを支援するというイメージでしょうか。

そして、「保育」に「教育」が含まれているということであれば、「子どもの教育」も保育士の仕事のひとつだということですね。

保育をよく知らない人が「保育士なんて、子どもの面倒を見てるだけだから誰でもできる」みたいなことを言うことがときどきありますが、当然そんなことはなく、保育士は子どもの教育というとても重要な役割を持っていることを、国が指針で明確に書いているわけです。

次に、観念的な話だけでなく、少し実際的な面で「教育原理を学ぶこと」を考えてみましょう。

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例えば、認定こども園のように、保育所と幼稚園を一体化させる、という発想も、保育所と幼稚園がどちらも「教育」という役割を持っていることを考えれば、そういう動きがあることも理屈がわかりますね。

また、「学ぶ」ということに注目すると、就職して学生でなくなっても、何かを学ぶことは一生続きます

教育原理の科目では、これまでに考案された効率的な学習方法なども取り上げられるので、「学び方を学ぶ」と考えれば、自分自身のこれからの仕事や私生活にも役立つかもしれません。

教育原理は筆記試験の鬼門?

教育原理は筆記試験の鬼門のひとつ(あとひとつはたぶん子どもの食と栄養)のようで、この科目だけ合格点が取れず涙を飲んで3年目、というサクラ咲く部(※)メンバーもいます。

※サクラ咲く部:フローレンスの保育士試験合格を目指す社内部活動

出題数は10問で他の科目に比べると少ないですが、それなりに時間をかけて勉強する必要がありそうです。むむむー。

次回は教育原理の具体的な勉強方法についてお話していきます。先に言ってしまうと、「こういう傾向だからこうすればOK!」というほどの簡単なものはないのですが……

まあコツコツやるしかありません。がんばっていきましょう!

今回のポイント

・保育は「養護と教育を一体的に行う」こと。教育は保育士の大切な役割
・「学び」は子どもから大人までずっと続くこと。教育原理の内容はその助けになるかも

つぶやき

勉強の内容とは関係ないのですが……夜の子どもの寝かしつけは、日によって奥さんがやったり僕がやったりしているのですが、寝かしつけ後に勉強するのはけっこう大変ですね。つい自分も寝ちゃって遅い時間になってしまうし、起きられてもなかなか脳みそが働かない……

サクラ咲く部でそんな話をしたら、「勉強をがんばるために、寝かしつけから起きたら朝ドラの録画を見て元気を出す」という人もいました。

気持ちの切り替え方は人それぞれですね。
なにか良いやり方があったら教えていただけると嬉しいです!

ではでは、勉強頑張っていきましょう!

読んでいただいた方へ

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
アメブロでやっているブログでは、保育士試験の話に加えて、ボスのK崎さんのおもしろエピソードや、みんなで保育士試験合格を目指すフローレンスの社内部活動「サクラ咲く部」の様子なども書いています。

興味があれば、こちらもぜひご覧くださいませ!

東大卒イクメンパパ、働きながら保育士試験合格を目指す!


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著者プロフィール

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東大卒イクメンパパ
フローレンスで働く東大卒のパパ社員です。3歳の娘、0歳の息子に奥さんともども毎日楽しく振り回されています。いろいろありまして、保育士試験を受験することになりました。東大受験のあらゆるノウハウを駆使して(?)試験合格を目指しつつ、ポイントをブログにまとめて、同じように保育士試験を受験する方を応援していきます!働きながら、育児しながら試験勉強がんばります!

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