保育士試験対策
【保育士試験】さっそくテキストを読む……ではなく、まずは勉強のしかたを考えよう!
こんにちは。東大卒イクメンパパです。
イクメンです。イケメンではありません。
いよいよ、試験勉強に突入です。 勉強するとなると、「まずはテキストを読んで……」と思いがちですが、まずは、実際に勉強を始める前に、「どう勉強するか」を考えましょう。
いきなり勉強を始めない
社会人になってからの資格試験勉強など、久しぶりの試験勉強となると、不安なこともあり、「とにかく早く勉強を始めなくちゃ!」と思いがちではないかと思います。
ですが、学生時代に比べて、時間の制約が大きい社会人の勉強は、試験合格というゴールを見据えて、「合格に必要なことはなにか?」をよりシビアに考える必要があります。
大切なのは、まず、大まかでよいので計画を立てるということです。
みんなで集まって保育士試験合格を目指すフローレンスの社内部活動、サクラ咲く部のランチ勉強会では、2016年度上期の試験勉強を始めるにあたって、以下のようなスライドを使って、勉強計画の大切さを改めて確認しました。
勉強計画、すなわちどの科目をいつごろ、どれくらい勉強するかを決める上では、「今の自分」と「合格レベル」の差を感じることが大切です。何はともあれ、過去問を1年分(昨年分でよいと思います)解いてみましょう。
科目によっては、子育て経験や、過去に学んだ知識でカバーできる場合もあります。
僕も実際に2015年の問題を解いてみましたが、「子どもの保健」や「保育の心理学」などは、子育て経験でわかる問題も多く(首がすわるのは何ヶ月か……など)、7割くらい点数は取れました。
一方で「教育原理」や「子どもの食と栄養」などは、ちゃんと知識がないと解けない問題が多く、4割~5割という感じでした。
他のサクラ咲く部員も、子育て中のメンバーが多いため、おおかた同じような傾向でした。
過去問を解き、合格までの距離をイメージしたら、その上で、勉強のやり方についてです。
大事なのは、問題集から解くということ。
「テキストを読んで、知識をつけてから……」という考え方の方もいると思いますが、効率の面では、先にアウトプットする(問題を解く)、という手順を踏んだほうが良いです。
もちろん最初は解けない問題も多く、ストレスもたまるかもしれません。
ですが、「わからないこと」の対象をある程度クリアにした上でインプット(テキストを読むなど)したほうが、理解はより深まります。
問題集をベースに勉強することを決め、「この問題集をX回解く」というのを決めるのがよいでしょう。
問題集のボリューム(問題数)と繰り返す回数で、「解く問題数」が決まり、それを筆記試験までの日数で割ると、「1日あたりのノルマ」が見えてきます。
学生の方はまた事情が変わってきますが、働きながら勉強をするという場合、時間の確保が大きな課題になってきます。
いきなり「よし、今日から毎日1時間勉強しよう!」と決意しても、一日は25時間には増えません。
なのでまずは、今の生活の中で、勉強に置き換えられる時間はどこか? を考えましょう。
夜の晩酌の時間を減らす、見ていたテレビドラマをひとつ減らす……など、よくよく考えてみると、捻出できそうな時間も見えてくるのではないかと思います。
ただし、無理は禁物なので、いきなり「夕飯後は息抜きなしで寝るまで勉強!」みたいに考えると、3日目くらいに心が折れるので、ご注意を。
ちなみにおすすめなのは、通勤電車の中。毎日それなりに決まった時間が確保できます。
混んでいるとテキストや問題集は出せないので、スマホアプリを利用するというのもひとつのやり方です。
ユーキャンの一問一答アプリなどは、片手でさくさく解くことができ、簡単な解説も載っているので、おすすめです。
アプリのリンクはこちら。
- iPhone版 → 一問一答 『保育士 2016年版』 問題集
- Android版 → 一問一答 『保育士 2016年版』 問題集
1,000円くらいするので、スマホアプリとしてはやや高いですが、社会人の勉強は時間をお金で買うことがひとつのポイント。買ったら使い倒せばよいのです。
(サクラ咲く部でも、多くのメンバーが一問一答アプリを使っています)
ということで、「どう勉強するかあまりイメージがわいていない」という方は、こちらの質問に答えながら、勉強のノルマとそれをこなす時間を決めてみましょう。
今回のポイントまとめ
まずは勉強のしかたを考えましょう!
【その1】過去問を解いて、得意科目/苦手科目を確認しよう
【その2】テキストより問題集。「解く問題数」を日付で割って一日あたりのノルマを把握しよう
【その3】今の生活のなかで「勉強に置き換える時間」を決めよう
つぶやき
さて、偉そうに言っている僕自身も、ちゃんと時間を確保して自分の勉強をしなければなりません。
まずは朝の通勤電車の中で一問一答アプリを解きつつ、夜や週末に、復習して理解を深め、関連事項を確認する……という感じですすめています。
スマホアプリで試験勉強ができるようになったなんて、良い時代になったものです……(遠い目)
このブログでは、2016年10月の筆記試験に向けて、各科目のポイントを一通り記事にしていく予定です。
次回からは、いよいよ、各科目のポイントについてまとめていきます。がんばっていきましょう!
読んでいただいた方へ
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
アメブロでやっているブログでは、保育士試験の話に加えて、ボスのK崎さんのおもしろエピソードや、みんなで保育士試験合格を目指すフローレンスの社内部活動「サクラ咲く部」の様子なども書いています。
興味があれば、こちらもぜひご覧くださいませ!
著者プロフィール
- 東大卒イクメンパパ
- フローレンスで働く東大卒のパパ社員です。3歳の娘、0歳の息子に奥さんともども毎日楽しく振り回されています。いろいろありまして、保育士試験を受験することになりました。東大受験のあらゆるノウハウを駆使して(?)試験合格を目指しつつ、ポイントをブログにまとめて、同じように保育士試験を受験する方を応援していきます!働きながら、育児しながら試験勉強がんばります!