【社会的養護】児童福祉施設で働く職員の種類について(2):施設における職員の位置づけを意識しよう

こんにちは。東大卒イクメンパパです。
イクメンです。イケメンではありません。

今回は、社会的養護や児童家庭福祉で出題される、児童福祉施設で働く職員について。

【社会的養護】児童福祉施設で働く職員の種類について(1):仕事内容と配置施設を段階的に覚えよう

こちらの記事の続きです。

覚えることは多いですが、「なぜその職員がその施設にいるのか」という理屈を考えるようにすると、記憶に残りやすくなります。では、いってみましょう!

児童福祉施設に配置しなければならない職員の種類(再掲)

施設と職員について覚えるべきことは、簡単にまとめると以下の通り。

・どういった職種があり、どんな仕事内容なのか
・どの職種がどの施設にいる必要があるのか

まずは「どんな仕事内容なのか」をまとめるとこうなります。表は前回と同様のものです。

職員の種類説明
医師 医師
嘱託医 施設に常勤してはおらず、施設からの嘱託を受けて診察や健診を行う医師
看護師 看護師
保育士 子どもを保育するとともに、基本的生活習慣・経済観念・社会性、健康管理などの目標設定を行う
児童生活支援員 保育士に近い役割を、児童自立支援施設にて担う
児童指導員 児童の生活指導を行うとともに、学習・道徳の目標設定を行う
児童自立支援専門員 児童指導員に近い役割を、児童自立支援施設にて担う
個別対応職員 虐待を受けた児童、愛着障害のある児童などに対して、集団措置では対応しきれない部分を個別にケアする
家庭支援専門相談員 保護者への早期家庭復帰支援、里親委託・養子縁組の推進その他を行う
心理療法担当職員 虐待を受けた児童、DV等の心的外傷のある親子に心理療法での支援を行う
職業指導員 社会生活が出来るような技術(パソコン業務、木工作業など)を指導する
栄養士 栄養バランスを考慮し、食事献立などを作成する
調理員 食事の調理を行う(調理を外部委託する場合は置く必要がない)
母子支援員 母子生活支援施設で母子の支援を行う
児童発達支援管理責任者 児童発達支援センターや放課後デイサービスを適切に運営するための責任者

前回は児童指導員、児童生活支援員・児童自立支援専門員、個別対応職員、心理療法担当職員についてまとめました。というわけでその続きから説明してみます。

家庭支援専門相談員

家庭支援専門相談員は、養護されている子どもが家庭環境で養育できるよう調整する役割の職員です。

具体的には、児童養護施設などで過ごす子どもに対して、家庭への復帰、あるいは里親や養子縁組などができるか検討を行い、調整するその中心に位置する存在です。

配置が必要となる施設は乳児院・児童養護施設・情緒障害児短期治療施設・児童自立支援施設。
施設入所の背景に「保護者との関係上、もとの家庭で養育することが困難である」という要素が強い施設、というイメージでしょうか。

逆に言うと、身体あるいは知的障害が理由である、障害児入所/通所施設には配置されません。

職業指導員

職業指導員はその名前の通り、パソコン操作や木工作業など、将来の就職のために必要な技能を教えることが役割です。

配置が必要となる施設は児童養護施設、福祉型障害児入所施設、児童自立支援施設。

同じ障害児入所施設でも、医療型施設では配置されなかったり、情緒障害児短期治療施設にはいなかったりと、施設の役割として「治療」よりも将来的な「自立」を重視するところに置かれる、という理解をするのがよいと思います。

児童発達支援管理責任者

保育士試験でよく出る「児童発達支援」というワードですが、これは、障害のある子どもの発達を支援する事業のことで、国の制度で定められたものです。

児童発達支援管理責任者は、その児童発達支援を管理する責任者(そのままですね)。児童発達支援センター(障害のある子どもが通ったり入所して療育を受ける)や障害児向けの放課後デイサービスを管理するのが役割です。

そんなわけで、児童福祉施設の中で配置が必須なのは、医療型児童入所施設、福祉型児童入所施設、医療型児童発達支援センター、福祉型児童発達支援センターの4つです。どれも障害児のケアを目的とした施設ですね。

その他の職員

個別に説明した以外にも、一部の施設にしか配置がない職員の種類もあります。さくっと紹介。

母子支援員:母子生活支援施設で母子の支援を行います。母親の就労支援や育児の相談に乗ったり、親族との関係改善の協力をしたりします。

少年指導員(少年を指導する職員):母子生活支援施設に配置。子どもの学習や生活習慣づくりなど、日常生活を援助することが役割です。

児童の遊びを指導する者:児童厚生施設(いわゆる児童館など)に置かれ、子どもの遊びを見守ります。

こういった、「ひとつの施設にしか配置のない職員」は、ずばっと覚えてしまうようにしましょう。

以上がざっとした職種のまとめですが、理解すべきは、職員の役割と施設の役割がどのようにリンクするかということです。

テキストに載っている職員の種類や施設の種類を読んでいくと、多くの種類があって圧倒されてしまうかもしれませんが、ひとつひとつ、なぜその施設があり、なぜその職員がいるのかというのを理屈で理解すると、ぐっと知識の定着がよくなります。

ではでは!

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著者プロフィール

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東大卒イクメンパパ
フローレンスで働く東大卒のパパ社員です。3歳の娘、0歳の息子に奥さんともども毎日楽しく振り回されています。いろいろありまして、保育士試験を受験することになりました。東大受験のあらゆるノウハウを駆使して(?)試験合格を目指しつつ、ポイントをブログにまとめて、同じように保育士試験を受験する方を応援していきます!働きながら、育児しながら試験勉強がんばります!

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