ひな祭りを娘と過ごしてくれたファミサポさんに涙【保育とわたし】

一言に保育と言っても保育も色々、関わり方も人それぞれ。読者の方の保育にまつわるエピソードをご紹介する「保育とわたし」。今回はひとり親家庭で娘さんを育てるお母さんのエピソードです。
娘さんと一緒にひな祭りのお祝いをしたかったけど、どうしても遅くなってしまう仕事が入ってしまった。そんな時ファミサポさんに娘さんを預け、申し訳ない気持ちで夜遅くに迎えに行くと・・・。

※ファミサポ概要
ファミリーサポート:各市区町村が運営しているファミリー・サポート・センターに「提供会員」として登録して、「依頼会員」のお宅へ行き保育を行います。登録方法や保育内容などについては、それぞれの市区町村によって異なりますが、送迎やお宅での保育が主なお仕事になります。
”昨日はひな祭りだったけれど、遅い時間まで仕事だったので、保育園のお迎えから22時近くまで幸をファミサポさんにお願いした。

ひな祭りのお祝いしてあげられなかったな、お迎えが遅いって幸に怒られちゃうかな、お腹すいたな……なんて、いろいろ考えながらファミサポさん宅へ幸を迎えに行くと、

幸がリビングの方からニコニコしながら出てきた。少し眠そうだけどご機嫌だった。ほっとした。

そこへファミサポさんがきて、
「遅い時間までお仕事おつかれさま」
「ちらし寿司、さっちゃんと一緒に食べたの。ママも食べて」

とタッパに入ったちらし寿司を頂いた。

幸のために夕食にちらし寿司を作ってくれて、桃の節句をお祝いしてくれたのだ。

涙が出そうだった…
お祝いをしてあげられなかった申し訳ない気持ちもあったが、何よりファミサポさんの気遣い、あたたかさが嬉しかった。

ファミサポさんは去年の10月に社会福祉協議会を通じ紹介してもらい、11月から時々お願いしている。まだ出会ったばかりだけど、様々な事情で頼れない家族の代わりに、幸に愛情をそそぎ、私の子育てと仕事の両立をあたたかく支えてくれている地域の方。

私もいつかこんな存在になりたい。

帰宅後、さっそくちらし寿司を頂いた。お寿司の横に添えてあったきんぴらごぼうを食べながら、また涙がでそうになった。(涙もろい私)

今まで食べたちらし寿司の中で一番おいしかったし、今日のことはずっと忘れないと思う。”

※登場する場所・名前などは編集部により架空のものに差し替えています。

一言に子育てと言っても、親も子も環境や状況は人それぞれですね。しかし、どんな状況・形であれ、子どもに愛情を注いでくれる存在はかけがえの無いもの。その一部を地域の方が担ってくれる。これも1つの家族の形なのかもしれませんね。

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※ファミサポ詳細
同じ地域の住民同士が子育てを有償で援助する活動。正式名称はファミリー・サポート・センター事業で、略してファミサポとよばれる。市区町村が設置・運営するファミリー・サポート・センターに、育児の援助(子供の一時的な預かりなど)を受けたい人が「依頼会員」、援助したい人が「提供会員」として会員登録し、同センターが両者の連絡、調整を行う。また、急用時には援助を受けたいが、時間があるときは子供を預かることができるという人は「両方会員」として登録することができる。提供会員になるためには、ファミリー・サポート・センターが実施する講習会に参加する必要がある。活動は、依頼会員がセンターに依頼して条件にあった提供会員を紹介してもらい、事前打ち合わせののち、相互の了解のうえで行われる。料金は提供時間終了時に、時間数や時間帯、内容に応じて支払われる。自治体によって料金は異なるが、日中で1時間600~800円程度が多く、年会費を設けている自治体もある。また、ひとり親家庭に対しては助成制度を設けている自治体が多い。 


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